第70号 1999年6月29日                           
 
広がりはじめた情報公開を求める声
 
県下の各市町でグループが広がる
 
「豊橋の情報公開を進める会」「岡崎の情報公開を求める市民の会」の二つについては、今までも私たち名古屋市民オンブズマン・タイアップグループと密接な連絡を取りながら活動してきましたので、何回かこのニュースにも記事を載せました。
 この4月、日進市が公文書公開条例を制定し、10月1日から実施されますが、この運動を進めた中心には、タイアップグループのメンバーの一人がいました。すでに1年前には、清洲町のオンブズマン柊会が発足し、タイアップグループに入会していますし、このほど甚目寺町にもオンブズマンの組織をつくる準備会が出来、その中心メンバーがタイアップグループに入会されました。
 現在取り組んでいる市会議員の通信簿づくりには、タイアップのメンバーのうち、半田市・瀬戸市在住のメンバーが中心になってがんばっています。いずれこの人たちを中心に地域のグループが出来るだろうと期待できそうです。
 すべての市町村にオンブズマンの地域組織ができ、自治体・議会の活動を点検するなら、地方行政はうんと変わっていくのではないでしょうか。そして本当の意味での住民による地方自治にちかづけるのではないかと思います。
 今年の総会はそうゆう狙いで行われます。多くの方の参加をお待ちしています。
 69号に書いてあるように、会場が変更されていますのでお間違いのないように。なお、
懇親会に参加される方は、折り返しも申し込んで下さい。始めての方も歓迎します。会費
5000円+1000円(飲む人)                        
 
コピー代返還請求に対して県から拒否回答
 
 県の東京事務所などの懇談会費に関して情報公開請求をしたのに対し、県は出席者名、会場名などを非公開にして、残りを公開しました。これを不服として異議申し立てをしたところ、一部を認めて公開の範囲を広げる決定が出ました。それに基づいて再度公文書の写しを受け取りました。
 1部30円という高いコピー代を二度払わねばならないのはおかしいと、6月7日に県に対し前の不十分な情報公開のコピー代55000円を返済するよう申し入れたところ、法的に問題ないとして返済する考えがないと回答してきました。
 しかし、「今後は異議申し立て後公開範囲拡大となった場合は、当初写しを交付した文について複写費を頂かない方向で改善をしてまいります」とし、一定の改善の姿勢を見せました。                                    
 
議員通信簿づくり採点作業 来週から採点作業を行います。興味ある方はリブレ法律事務所へ夜18:30からお出かけください。                 
 
今年度会費納入をお忘れなく できるだけ総会以前に納入して下さい。納入のない場合は、ニュースの送付を中止いたしますのでご承知下さい。