第72号 1999年8月31                           
 
第2回愛知県下市町村情報公開ランキグ調査
   名古屋市の公開度県下でも最悪
 
 昨年3月に県下14市町で調査したのに続く第2弾です。今回は制度を施行している28市町全部について情報公開請求を行っただけでなく、未制定・未施行の全町村に対してアンケート調査を行いました。
 条例のある28市町には首長の交際費について情報を集め、それに対する対応も含めて対応しました。その結果、犬山市をトップに新川町、小牧市、岩倉市、東浦町と続きます。一方、県下最大の都市である名古屋市は、美浜町とともに県下でも最低となりました。
 全国で一番公開が進んでいる宮城県に並ぶほどの公開をしている自治体は28市町の中で16市町にもなっています。また、議会情報を公開対照していないのは、名古屋市・西尾市・美浜町の3つだけになっています。
 条例のない自治体は57、未施行の自治体は3つあります。これらをマイナーリーグとして、条例の準備状況をアンケートで調査しましたが、そのアンケートに答えない自治体が5つ(平和・十四山・幡豆・小原・鳳来)ありました。一方、すでに条例を制定し、施行を待つばかりになっているのは、豊田市・日進市・祖父江町の3つでした。1年以内に制定する予定なのが19、2年以内にと答えたのが13自治体でした。未検討は9町村でした。
 この調査は、名古屋市民オンブズマンと豊橋の情報公開をすすめる会、および消費者団体連合会の三者が連携をして取り組みました。
 今後は、外郭団体の情報公開が重要な点になった来ると思われます。
 首長交際費・議会情報だけでなく、第三セクターを含めた外郭団体の情報公開も求めていきます。                                   
 
第6回全国市民オンブズマン神奈川大会盛況
 
 第6回全国大会は7月31日〜8月1日の2日間、横浜市で開催されました。全国から約550名が参加し、各地の報告も熱気あふれるものでした。愛知からは19名が参加しました。これは地元神奈川の146名を除くと、東京・千葉・埼玉・兵庫に次ぐ数でした。
 中心的な話題は、各自治体が抱える塩漬け土地の問題、公共事業のムダ、第3セクターの実体調査などでした。又同時に、議会情報の閉鎖度の発表も行われました。今後もこれらの問題を中心に、市民と連帯の軸を拡げる決意を示した大会宣言を採択しました。  
                      
万博懇談会費非公開取消請求訴訟
 判決は10月1日に延期
 
 万博懇談会費の情報を非公開処分にした決定の取り消しを求める訴訟の判決は、当初8月30日に予定されていましたが、10月1日に延期されました。          
 
会費を納入して下さい
 
 99年度分の会費を納入して下さい。郵便振替用紙を同封しておきましたので、よろしくお願いします。
 年会費は1口5000円で、1口以上何口でも結構です。
 今年分をすでにお払い下さった方には、振替用紙を入れてありません。間違いがあるようでしたらお知らせ下さい。                           
 
ニュースは月2回発行に
 
 夏休みでニュース発行は月1回にしていました。これから月2回にもどします。