　名古屋市土地開発公社
塩付け土地情報公開訴訟結審
　名古屋市が土地開発公社を介して保有している土地のうち、取得後５年を経過して放置されている土地（塩付け土地）の情報公開を請求したところ、大部分を非公開とされ、何処にどれだけの土地があるのかもわらない情報でした。
　この土地は借金で購入しているため、その金利負担だけでも莫大な金額ですので、一日も早く解決方法を探り出す必要があります。
　そのためには、情報を公開して衆知を集めるのがいいのですが、名古屋市側は責任追及を恐れてか、ほとんどの具体的情報を公開しませんでした。
　これに対して提訴した非公開部分取り消し請求訴訟が１１月６日結審しました。
　市側は裁判の中で、ごく一部分を新に公開はしましたが、肝心な部分は非公開のままです。
　判決は来年１月１２日です、注目しましょう。

第５回全国情報公開度ランキング調査
全国一斉情報公開請求 11月17日(金)
愛知県では午後２時　名古屋市へは３時に請求
　４年前から実施している全国一斉情報公開度ランキングは今や恒例となり、大きな影響力を持って各自治体の関心も高まっています。
　全国市民オンブズマン連絡会議では１１月１５日、各都道府県・制令都市等の調査対象自治体首長に対して本調査についての申し入れを行いました。
　今回の調査対象は
　（１）首長交際費（継続調査）
　（２）地方自治体議員の調査研究費（条例化中の政務調査費）
　（３）県警本部総務課出張旅費（新規調査・都道府県のみ）
　（４）各部の次年度予算概算要求書（平成13年度分として８月に提出されたもの･政策形成過程を知る）
　　　　愛知県には国際博関連・ＨＳＳＴ関連・中部空港関連の各概算要求について
　　　　名古屋市にはごみ処理関連と志段味サイイエンスパーク関連の概算要求について
　　新しい点は、９９年度の政務調査費（地方議員の調査研究費）の情報を柱の１つとしたことで、交付申請書、支出金調書、実績報告書または決算書、領収書の４点を調査します。
　＊愛知県および名古屋市の場合、月間議員１人当たり愛知県で５０万円、名古屋市で５５万円が会派宛てにまとめて支出されていますが、（この額は全国的にトップレベルです。
　議員個人に払うと所得と見なされかねないことと、調研費が条例に定められていないことが、まとめ支給の理由のようです）使用に関して領収書等の提出は不要となっています。
　今後の条例制定時には、領収書の提出を義務づけるよう、申し入れをしています。　

望　年　会　　１２月２７日（水）１８：３０　高丘町近く「かっぱ園」
　名古屋市民ｵﾝﾌﾞｽﾞﾏﾝ･ﾀｲｱｯﾌﾟｸﾞﾙｰﾌﾟ合同の、年末恒例大望年会です。
　会場は地下鉄桜通線高丘下車、交差点から北（東片端方面）へ、始めての信号を左折、二本目の北東角にある「かっぱ園菜館」（951-3454)です。
　会員の方ぜひご出席下さい。家族の方や、お知り合いの方、ｵﾝﾌﾞｽﾞﾏﾝ活動に関心のある方など、歓迎します。
　申し込みは、１２月２５日５時までに電話（052-961-1600)かファックス(052-961-1615)でお願いします。
　会費は６千円＋１千円（飲み代･自己申告)です。　
　当日会場で頂きます。

ホームページにご意見を
　ｵﾝﾌﾞｽﾞﾏﾝ･ﾀｲｱｯﾌﾟｸﾞﾙｰﾌﾟの溜まり場が出来て、９ｹ月が経ちました。
　それとともに、ニューリアールしたホームページには既に７９２６回のアクセスがありました。（１１月１１日）
　月１～２回発行のニュースよりＨＰのほうが詳細に情報を載せています。是非ご覧下さい。
　また、ご意見や情報、ご感想をメールでお寄せ下さい。