名古屋市民オンブズマン・タイアップグループ  


1998年度 総 会

議   題

1 活動のまとめと今後の課題
   基調報告:新海 弁護士
2 会   計   報   告
3 役   員   選   出
4 そ     の     他
    イ 9月からの例会の日程について
    ロ 会員の拡大について

【資  料】

1,訴訟の概要(付:星取り表)
2,活動日誌
3,タイアップ・グループ 会則
4,当面の日程

1998年7月11日
愛知県産業貿易館西館第3会議室

1.活動のまとめと今後の課題

【1】裁判の取組みと成果(全裁判の概要は別掲・資料1)

1) 本年度(97年7月から98年6月)の間に,オンブズマン・タイアップグループとして,新たに提訴した住民訴訟は1件で,県に対する公文書の非公開処分の取消請求行政訴訟でした。この年度内に出た4件の地裁判決の全てが勝訴であったことは,昨年度の好成績に引き続いて特筆すべき成果だと言えましょう。
  オンブズマンが今までに提訴した訴訟は26件になりますが,そのうち地裁判決があった14件の成績は9勝4敗1引き分けです。(星取り表参照)なお,現在係争中の訴訟は,地裁で7件,高裁で2件,最高裁で6件,地裁で結審し,間もなく判決が出るものが2件あります。
2) 情報公開に関わって提起した「来庁記録など」の部分非公開処分取消請求訴訟の「出張職員名・来庁者名などを公開せよ」という昨年度3月の判決に引続き,11月に高裁でも勝訴し,12月には「旅行命令簿など」の部分非公開処分取消請求訴訟でも,同様の一審判決を得て,勝訴しまし,間もなく高裁でも判決が出る予定です。これらの裁判所の判断は,県・市の情報公開の在り方に大きな影響を及ぼすものと考えられます。
3) 県議カラ出張事件・競馬組合・競輪組合・名古屋港管理組合などの旅費等の不正支出事件は,いづれも一審では,原告・オンブズマン側の主張が認められ,監査請求の期限内の1年分については,返還を命ずる判決が出されました。被告側はこの判決を不服として控訴する一方で,判決で不当とされた金額についてのみ返済させ,事実上損害がなくなった状況をつくり,高裁では逆転判決となりました。現在,高裁で審議中の「県議報償費不正支給事件」も,同様の経緯をとっています。
  このような対応をしているのは,全国でも愛知県だけで,表面だけを糊塗する二重の意味で姑息かつ狡猾なやり方です。狙いの第1は,実際上は非を認めて返還しながら,法律上・形式上は無罪とすることでしょう。これは,いわば控訴権の乱用にあたるのではないかと思われます。第2の問題は,裁判で認められた不正・不法な支給は,1部に過ぎないという点です。本当に,正しい在り方に是正していこうとするなら,例えば,少なくとも3年は遡及して再点検し,その状況を公表して,正していくべきでしょう。
  この状況を打開するために,これらの損害賠償を認めさせたことについて,弁護士費用を請求する訴訟を起すなどの方策をとる必要があります。 

【2】共同分析作業・・・様々な手法の合わせ技で

1) 一昨年の秋から,公開された資料の分析のために週1回の共同作業を始めました。今年度も,同様に続けましたが,最近では,作業より方針と内容の討議が中心になり,タイアップグループの活動の最前線になっています。その討議と作業を通じて,今年度の様々な活動が行われてきました。
  公開された公文書を分析して問題点を発見し,あるいは,マスコミに報道されたことから,問題点を見つけ,監査請求を経て住民訴訟に持ち込むという手法は,今でも一つの大きな柱です。県東京事務所のカラ接待疑惑事件の裁判も,具体的な内容が問題になり,裁判所が接待の場所とされた料亭に請求書の写しを提出するように命ずるなどの新しい動きもありましたが,これらの訴訟を支えたのも,共同作業を中心とする,分析グループの活動でした。
  そのほかにも,申入れや公開質問状などの様々な手法を合わせて追及しています。また,全国のランキング調査のまとめを,引き受けるなど,活動の幅が広がっています。そのうち,主なものを以下にまとめました。
2) 第2回全国情報公開度ランキング調査の採点とまとめの作業は,私たちのグループで引き受け,2月23日に発表されました。我が愛知県は,最低でした。他の自治体が,改善の努力をしているのに,かたくなな態度をとり続けた結果だといえましょう。
3) 全国の状況をまとめている中で,愛知県下の市町村の情報公開度を調査して,その状況を公表しようということになりました。県下の市町村のうち情報公開条例を持っているのは19の市町ですが,そのうち協力者を得ることが出来た14の市町の情報公開を行い,そのランキングを発表しました。その後,その14の市町に公開質問状を出し,回答を得た上,さらに各市町に対して,個別の質問状を送りました。この回答については,現在まとめの作業中で,7月17日に発表の予定です。
4) 県立高校の出張がかなりずさんではないか,カラや不適切な内容の出張があるのではないかとの指摘が,外部からいくつかあり,出張に関する情報公開をして検討しました。学校の出張としては,妥当性を欠くと思われるものや,カラではないか,水増しではないかという疑いの濃いものもいくつかありましたが,監査請求をするだけの根拠が見つかりませんでした。しかし,実際に当該の担当者に面接調査をするなどの新しい試みをしました。
  私たちのこの活動に対し,教育委員会側も何らかの対応をしたようです。それが,情報を隠すためのものでなかったことを望みます。
  5) 毎月1回ほどの頻度で,全国建築技術者協会講習会というものが開催され,各土木事務所から出張しています。その出張についても,カラ・水増しの疑いがあり,土木事務所ごとの参加人数も大きな差があります。これも,問題がありそうですので,情報公開を請求し,分析し,疑問点について,質問状を出し,いくつかの土木事務所と県の土木局総務課に,面接調査を行いました。
  この件については,現在,継続中です。
6) 今年度も県の課長クラス127人の自宅に,年末年始の休みの間に回答できるように,アンケートを送りました。昨年と比較して,回答状況は悪く,57.3%の回収率でした。公務執行中の公務員の氏名は,公開すべきだとの回答は,わずか20%で,41.1%が公開すべきでないとし,30%がわからないと回答しました。
  全国の状況と比較しても,愛知県の役人の意識は,かなり遅れていると判断してもよさそうです。

【4】今後の課題と展望


口頭提案と討議

2.会 計 報 告

名古屋市民オンブズマンタイアップグループ

収 支 報 告 書
97年6月12日〜98年7月3日
収入の部
支出の部
前年度繰越金 669,591 通信費(会員向けニュース発送) 166,280
97年度会費 680,000 通信費(Fax使用料) 28,716
前年度分会費 35,000 通信費(質問状等) 35,540
協賛金(会員) 516,000 会場費 54,725
協賛金(会員外) 30,000 消耗品費 71,064
雑収入(預金利息) 848 全国オンブズマン会報購入費 90,000
図書費 1,223
弁護士照会費用 5,000
名古屋市民オンブズマン分担金 357,500
(支出小計) (810,048)
来年度繰越金 1,121,391
合計 1,931,439 合計 1,931,439

*今年度会費納入者は,136名。1口分を会費とし,その他を協賛金として計上してあります。

名古屋市民オンブズマンを支援する会 会計報告

情報公開のためのカンパの会計
97年6月12日〜98年6月30日
収入の部
支出の部
前年度繰越金 873,292 情報公開費用(県) 208,210
カンパ 450,000 情報公開費用(市) 29,190
(支出小計) (237,400)
来年度繰越金 1,085,892
合計 1,323,292 合計 1,323,292

*一般市民などからのカンパです。情報公開のコピー代金のためだけに使います。

名古屋市民オンブズマン

会 計 報 告
収入の部
支出の部
タイアップ拠出金(95年度分) 250,000 行政訴訟費用(11件) 359,100
タイアップ拠出金(96年度分) 300,000 全国オンブズマン幹事会旅費 60,000
報償費 残郵券 17,080 雑費(振込手数料) 315
協賛金 30,000 (支出小計) (419,415)
雑収入(利息) 199 繰越金 177,864
合計 597,279 合計 597,279

*タイアップグループの目的の一つは,オンブズマンを支援することで,そのために,会費の1/2をオンブズマンの会計に拠出することになっています。(会則参照)
 上記は,タイアップグループ発足から以降の会計報告で,本年度分の拠出金は,計上されていません。


3.幹 事 選 出

 口頭提案











【資料1】訴訟の概要

1998.06.30

【地裁】

3 上水道談合訴訟 (平井・竹内弁護士担当)
 日本下水道事業団の工事入札および自治体の上水道工事に関して談合が行われたと,公正取引委員会が認定,それに参加していた各社に対し,課徴金支払いを命じた。談合によって,不当に高い工事費を支払ったわけであるので,差額部分の返還を求め,95年11月27日,全国一斉に監査請求。
  96年 1月23日 名古屋市の下水道に関して,監査請求結果公表。棄却。
     1月26日 愛知県の上下水道に関して,監査請求結果公表。却下。
     2月21日 住民訴訟提起。
  98年 7月10日 前回公判
     9月11日 13:00 次回公判:口頭弁論


4 下水道談合訴訟 (平井・竹内弁護士担当)
 日本下水道事業団の工事入札および自治体の上水道工事に関して談合が行われたと,公正取引委員会が認定,それに参加していた各社に対し,課徴金支払いを命じた。談合によって,不当に高い工事費を支払ったわけであるので,差額部分の返還を求め,95年11月27日,全国一斉に監査請求。
  96年 1月23日 名古屋市の下水道に関して,監査請求結果公表。棄却。
     1月26日 愛知県の上下水道に関して,監査請求結果公表。却下。
     2月21日 住民訴訟提起。
  98年 7月10日 13:00 前回公判:口頭弁論。


15 県東京事務所カラ接待疑惑住民訴訟 (新海弁護士担当)
 県東京事務所の95年度分の懇談会費について,カラ飲食の疑いが濃厚な部分についての費用返済を求める訴訟。官官接待についての中間的なまとめになる。全国オンブズマンの連携による証拠を提出する点でも,タイアップグループのメンバーが 中心に問題点を明かにした点でも,画期的。
  95年12月 1日 監査請求。   12月 6日 情報公開異議申立。
  96年 2月19日 監査結果通知。  3月19日 住民訴訟提起。
  98年 5月 改正民事訴訟法に新設された,第三者に対する文書提出命令の制
      度の適応を求めた原告側の請求を認め,裁判所が10店に対し,請
      求書の写しの提出命令を出した。これに応じて提出された資料の内
      容は,県側の主張と一致せず,欺瞞性が露呈した。
     8月31日 16:00 次回公判:口頭弁論。  


16 市部会ヤミ手当損害賠償請求訴訟 (竹内・新海弁護士担当)
 全議員を審議員とする市政調査会は,地方自治法が前提としている行政と議会の対抗関係に反し,審議員への費用弁償は条例に基づかず,地方自治法の規定に反する違法な支出だとして,総額5100万円の返還を求める住民訴訟。
  95年10月26日 情報公開。
    11月17日 監査請求。
    12月 1日 意見陳述。
  96年 1月12日 監査結果送付 棄却。
     2月 9日 損害賠償を求めて提訴。  
  98年 7月 6日 結審
     9月   判決予定。期日未定。


21 県監査委員事務局カラ出張損害賠償請求住民訴訟 (杉浦・井口・新海弁護士担当)
 1994年度・1995年度の監査委員事務局の旅費に関する公文書の公開を受け,分析したところ,95年度の県内の1泊出張が異常に多く,それが97年度には激減しており,しかも,広報で公開されている監査報告にはなく,監査する県の機関もあまりない地域への出張が大多数を占めるなど,カラ出張の疑いが非常に濃厚。
  96年 9月18日 監査請求。
    11月13日 監査結果通知・却下,棄却。
    12月 3日 住民訴訟提訴。
  98年 9月 9日 10:00 次回公判:口頭弁論。


23 県税カラ雇用損害賠償請求訴訟 (滝田・平井弁護士担当)
 県の税務関係地方機関において,実際に雇用していない臨時職員を雇用したと偽り,ウラ金をつくっていた事件。
  96年 8月 7日 県総務部長,カラ雇用を認める。
     9月 9日 県知事に対し公開質問状提出。
     10月 4日 公開質問状に回答。
      18日 県は平成 6年度に遡り,36名の処分を発表。不正支出の金の
        返済は求めず。
      31日 住民監査請求。
    11月14日 県税事務改善報告書を発表。
    12月27日 監査結果公表。支出を違法と認めながら,返済を求めないと
        いう,矛盾した内容。
  97年 1月24日 損害賠償請求住民訴訟を提訴。
  98年 9月 7日 10:00 次回公判:口頭弁論。


24 万博誘致室懇談会費部分非公開決定取消請求訴訟 (新海・杉浦・佐久間弁護士担当)
 県の万博誘致室の懇談会費に関する情報公開請求に対して,懇談会の参加者・会場・目的などを非公開とした決定を不服として,その取消を求める訴訟。
  97年 2月 5日 情報公開請求。     3月21日 部分公開決定。
     4月 8日 提訴。
  98年 7月22日 10:00 次回公判:口頭弁論。


25 市行政委員らへのヤミボーナス損害賠償請求訴訟 (西野・滝田・杉浦弁護士担当)
 市は,博物館長や社会教育指導員,監査委員など非常勤の行政職員に対し,地方自治法・条例に基づかず,永年にわたって期末手当を違法に報償費から支払ってきた。そのことが明るみに出ると,1年間分のみの返還を求めただけでこの件に,幕を引こうとしている。
  1997年 1月29日 新聞報道。
      3月13日 監査請求。
      5月 8日 監査請求却下。
      6月 7日 提訴。
     10月 6日 弁護士会より選任された監査委員および人事委員は,提訴
         する以前に返済していたことが判明したので,その部分につ
         いて訴訟を取り下げた。
   98年7月13日 13:00 判決。


26 県財政課「タクシーチケットは公文書だ」訴訟 (滝田弁護士担当)
 県の財政課のタクシーチケットの使用について,数々の疑惑があり,それを解明するために,1996年度分のタクシーチケットの原本の公開請求をしたところ,「不存在」であるので公開請求を受理しないという回答があった。県の決算のときに必要である書類がないとは考えられない。この不受理決定の取消を 求めて,提訴した。
        
  1997年 7月28日 情報公開請求。     8月11日 不受理決定通知。
     10月27日 不受理決定取消請求訴訟 提起。
     12月 1日 公判:県財務課は,支払い後,タクシーチケットを廃棄処
         分にしたことを認め,他に走行先・走行時間・走行人数等を
         記載下公文書を作成していないと主張。
   98年 5月20日 県総務部財政課専門委:丹羽氏の証人尋問で,チケットの
         廃棄と, 3月からチケットを1年間保存することになったと
         証言があった。結果,請求棄却になることが明らかであるの
         で,取り下げを決定。同時に, 3月以降の分について,既に
         公文書ではないという理由で,不受理処分がなされているの
         で,それについて新たに同じ提訴をすることになった。
      6月29日 取り下げ。
         なお,この件は,衆議院に設置された「決算行政監視委員会」
         に,全ての資料を送付し,調査を依頼しました。


26-1 県財政課「タクシーチケットは公文書だ」二次訴訟(滝田弁護士担当)
  1998年 6月29日 不受理決定取消請求訴訟 提起。 
      7月27日 第1回公判:口頭弁論。





【 高 裁 】

9 デ博10億円返還訴訟 (福島・佐久間・鈴木・滝田弁護士担当)
 デザイン博で使用したゴミ箱・ベンチ・ステージなどを名古屋市が博覧会協会から10億円で購入した契約が違法・無効であるとして,損害10億円を市に返還することを求める住民訴訟。
  90年 6月 8日 住民監査請求。 7月26日 却下。
     8月24日提訴。
  96年 7月19日 結審。
    12月25日 地裁判決。全面勝訴。
    12月27日 市長側,控訴。
  98年 8月 6日 10:00 次回公判:本人尋問・西尾前市長。   


18 県会議員報償費不正支給損害賠償請求訴訟 (西野弁護士担当)
 県が現職議員である前議長・副議長に退任にあたって報奨金を支給したのは,該当する県条例もなく,地方自治法の規定に違反する不正支給であるので,その損害賠償を求め,同時に受け取ったほうは不正受給にあたるので,その金額の返還を求める行政訴訟。議長・副議長については,それぞれ応分の歳費が支給されており,それに重ねて支給するのは二重払いであり,額の面でも社会通念を逸脱する。
  95年12月25日 報償費支出金調書公開,
  96年 2月26日 監査請求。
     5月20日 監査結果送付。1年以上前の支出については却下,死亡弔慰
        金については棄却,記念品料は20万円以内なので社会通念の範
        囲内として,適法との判断。支出基準について検討するよう,
        県に対し要望。
  96年 6月19日 賠償請求行政訴訟を提訴。
  98年 3月27日 判決。勝訴。社会通念の範囲を越え,法令に基づかない違法
        支出であるとして,返還を命じる。始めて県知事の責任を認め
        た点でも,画期的。ただし,1年以上前のについては却下。
     4月10日 県,控訴。
         その後,元県会議長・副議長を始め,祝金等を受領した議員
        は,その金額を返還したと,新聞報道。
     8月 4日 13:15 公判:口頭弁論  


20 旅行命令簿等の部分非公開取消請求訴訟 (新海弁護士担当)
 県監査委員事務局の旅行命令簿・請求書・復命書等の情報公開を求めたところ,出張者氏名はプライバシーに関わるとして,非公開とされた。この取消しを求める。
  96年 7月24日 行政訴訟提訴。   97年 3月26日 地裁判決。勝訴。 
     4月 8日 県側控訴。当方も付帯控訴。
  98年 7月15日 判決。





【 最 高 裁 】

2 県議員カラ出張損害賠償請求住民訴訟 (竹内・福島・新海弁護士担当)
 93年3月25〜30日の6日間の日付で出された出張旅費がカラであるとして,その費用弁償を求める住民訴訟。
  96年 3月25日 名古屋地裁で全面勝訴判決。
     4月 8日 県側は控訴。一方,個人出張だったとして,旅費は返還。
     5月10日 県側の控訴に対し,付帯控訴。
  97年 6月26日 結審。
     9月30日 判決。
  旅費が返還されている以上,損害はないとして,賠償請求を認めなかった。
 しかし,カラ出張が永年にわたり慣例化していた疑われる状況にあったと認め
 ている。一審,二審を通じ,事実を明らかにしなかった県側の対応は非難され
 るべきである。
    10月14日 最高裁に上告。


6 交通安全協会不正訴訟控訴審 (杉浦弁護士担当)
 自動車の運転免許更新の時,交通安全協会の会費を支払い義務があると思わせて徴収するのは違法ではないかとの訴え。徴収された会費の使途も不明朗。
  96年 3月 1日 判決。敗訴。控訴。
    11月12日 控訴審判決。敗訴。
    11月26日 上告。 


10 競馬組合損害賠償請求訴訟 (福島弁護士担当)
 競馬組合でカラ支給の疑いがあり,その損害の賠償を求める住民訴訟。
  97年 2月28日 地裁判決。部分勝訴。控訴。
     7月16日 控訴審公判。弁論。結審。結審後,組合は各議員に支給金を
         返還させ,損害が消滅したことを理由に,棄却を請求して裁
         判の再開を請求。
     9月 8日 裁判所は裁判の再開を決定。
      26日 弁論再開。
    10月 3日 判決。一審判決破棄,請求棄却の逆転判決。しかし,支出の
        違法性を認めており,損害も回復しているので,実質的には,
        勝訴。
      14日 最高裁に上告。


13 県知事交際費非公開異議申立 (滝田弁護士担当)
  90年 7月19日 県知事の交際費使途に関する公文書公開請求。
   同年 8月 2日 一部文書公開,現金出納簿を非公開。
     9月 4日 異議申立。
  91年 9月12日 出納簿一部公開,領収書等を非公開。
     9月19日 非公開処分の取消を求めて提訴。
  95年 2月24日 一部分の公開を命ずる判決。一部敗訴。
     3月 7日 控訴。
  97年 3月25日 控訴審判決。一審よりやや前進するも,大阪高裁判決より
        後退。
     4月 8日 双方上告。


14 市長交際費非公開異議申立 (滝田弁護士担当)
  90年 7月19日 県知事の交際費使途に関する公文書公開請求。
   同年 8月 2日 一部文書公開,領収書などを非公開。 9月 4日 異議申立。
  91年 7月23日 支払計算書などを公開,領収書等を非公開。
     9月19日 非公開処分の取消を求めて提訴。
  95年 2月24日 一部分の公開を命ずる判決。
     3月 7日 控訴。
  96年12月12日 控訴審判決。実質敗訴。
     12月24日 上告。


19 来庁記録部分非公開取消請求行政訴訟 (新海弁護士担当)
 県監査委員事務局への他の都道府県からの出張に関する情報公開を求めたところ,平成6年度分については既に破棄,7年度分については,出張者名はもちろん,都道府県名,人数,などについても非公開であった。非開示部分がほとんどで,このような例は,他府県には例を見ない。部分非開示処分の取消しを求めて,行政訴訟を提訴。
  96年 7月 5日 行政訴訟提訴。
  97年 3月26日 地裁判決。勝訴。
     4月 8日 県側控訴。原告側も付帯控訴。
     9月19日 控訴審公判。結審。
    11月28日 判決。完全勝訴。
  県側の控訴を棄却し,「公務執行中の公務員の氏名は保護されるべきプライ
 バシーにあたらない」とした一審判決をを支持したばかりでなく,県側の新た
 に展開した「他府県の場合には,情報公開条例を改正して,公務員の氏名を公
 開しているが,その条例改正以前については,遡らないという条項を設け,公
 開していない。愛知県は氏名も含めて公開するという条例をまだ持っていない
 のだから,公開すべきでない」という論点に対し,「公務員の氏名は,特別に
 秘匿しなければならない場合を除き,本来公開すべきものである」と判断を示
 した。これは,公務員の氏名の公開を,条例改正以前に遡らないとしている他
 府県の条項が,無効であることを意味しており,全国的にも影響が大きい。
    12月13日 県側,上告。





【既に終結した訴訟】

1 県議選定数訴訟 93年10月 最高裁で逆転敗訴。


5 名古屋市議選定数訴訟 96年 9月24日 最高裁判決:上告棄却。 敗訴。


7 県知事公費餞別国家賠償訴訟 96年 7月30日 高裁判決。敗訴。上告見送り。


8 県知事公費餞別損害賠償住民訴訟 96年11月13日 地裁判決。敗訴。控訴見送り。


11 一宮真清田神社公費公衆便所建築違憲訴訟 11月29日 地裁判決。敗訴。控訴見送り。


12 競輪組合損害賠償請求訴訟
 競輪組合でカラ支給の疑いがあり,その損害の賠償を求める住民訴訟。
  96年12月18日 地裁判決。部分勝訴。
    12月27日 被告側 控訴。
  97年 1月 6日 原告側も控訴。
    11月 6日 控訴審 結審。
  98年 1月29日 逆転判決。一審判決後,支給した金額を返還したため,損害
        はないとして請求棄却の判決。
         上告せず,弁護士費用請求の訴訟を別途起こすこととした。  


17 名古屋港管理組合損害賠償住民訴訟
 名古屋港管理組合でカラ支給・カラ出張の疑いがあるので,その損害の賠償を求める住民訴訟。
  97年12月12日 判決。勝訴。違法性を認め,旅費を受け取った議長・副議長
        に返還命令。
  98年 5月27日 控訴審判決:請求棄却。控訴した上,旅費を返還したため,
        損害は消滅したとして,逆転敗訴。
  この件では上告せず,同様の姑息な手段を県側がとったため逆転敗訴した他
  の件と合わせ弁護士費用の負担を求める訴訟を検討するなど,戦略を立てる
  予定。


22 市議報償費返還請求住民訴訟
 名古屋市は市会議員の永年勤続と市政調査会正副会長の退任に際し,記念品料名目で他の政令指定都市に例を見ない多額の金を支出している。これは,法律・条例に基づかないで議員や職員に給与やその他の給付を行うことを禁止している地方自治法に違反している。最高裁判例では,社会通念上儀礼の範囲にとどまる場合は認められるが,最高 110万円という金額は社会通念とはかけ離れている。従って,この金額の返済を求めるという訴訟。
  96年 8月30日 新聞報道。  9月19日 情報公開請求。
     9月25日 監査請求。 10月15日 支出金調書等情報公開。
    10月22日 意見陳述。 11月15日 追加証拠提出。
    11月22日 監査結果通知。市監査委員は,市に対し数点の意見をつけた
         ものの,社会通念に当てはまるかどうかについては,判断を中
         止,監査委員としての任務を放棄した。
    12月16日 損害賠償請求住民訴訟 提訴。
    12月19日 支出取消。
  97年 5月27日 市長へ申入れ。  6月 5日 市長からの回答。
     7月24日 訴訟取り下げ。
  我々の監査請求および返還を請求する住民訴訟の結果,過去3年間分の支出
 を取消し,支出された報償費が返還された。過去に遡って支出が取り消せるも
 のかという疑問や,損害金の返済がないなどの問題点があり,明確な違法認定
 はなされていないものの,裁判所の指導もあり,実際上,返還を求める当初の
 目的は達成できたので,取り下げることとした。











【資料2】活動日誌:名古屋市民オンブズマン・タイアップグループ

内        容
97 6 21 オンブズマン・タイアップグループ 総会・懇親会           
    26 県議員カラ出張損害賠償請求訴訟控訴審 公判:結審予定  
    分析作業:基礎資料つくり・全国談合情報分析       
  7 3 分析作業:基礎資料つくり・全国談合情報分析       
    4 上下水道談合訴訟 公判:口頭弁論            
    7 市部会ヤミ手当損害賠償請求訴訟     公判:口頭弁論 
    8 文書非公開処分異議申立:市会議員海外視察旅行      
    9 県東京事務所カラ接待疑惑住民訴訟    公判:口頭弁論 
    市行政委員ヤミボ−ナス損害賠償請求訴訟 公判:口頭弁論 
    県監査事務局カラ出張損害賠償請求訴訟  公判:口頭弁論 
    万博懇談会費非公開取消請求訴訟     公判:口頭弁論 
    10 分析作業:基礎資料つくり・全国談合情報分析       
    11 県税事務所カラ雇用損害賠償訴訟     公判:口頭弁論 
    14 旅行命令簿等非公開処分取消請求訴訟 控訴審 公判:弁論 
    16 競馬組合損害賠償請求訴訟 控訴審    公判:口頭弁論 
    オンブズマン・タイアップグループ 例会 News 第33号 発行     
    17 分析作業:全国談合情報分析・土木事務所カラ出張疑惑   
    20 全国市民オンブズマン連絡会議第4回全国大会 21日正午まで  
    24 市議報償費返還請求訴訟取り下げ 記者会見        
    24 分析作業:                       
    30 来庁記録部分非公開取消請求訴訟控訴審 公判:口頭弁論  
    31 競輪組合損害賠償請求訴訟 控訴審 公判:証人尋問    
    分析作業          News 第34号 発行     
  8 4 異議申立:県議員海外視察支出金調書非公開決定について消 
    7 分析作業:県立高校カラ出張疑惑等            
    9 豊橋の情報公開をすすめる会例会             
    12 公開質問状提出:県財政課タクシー使用に関して      
    20 オンブズマン・タイアップグループ 例会              
    21 デ博10億円返還請求訴訟 控訴審  公判:口頭弁論    
    分析作業:県立高校カラ出張疑惑等            
    22 名古屋港管理組合損害賠償請求訴訟 公判:口頭弁論    
97 8 28 公開質問状への回答:県財政課タクシー使用に関して    
    分析作業:県立高校カラ出張疑惑等            
    29 県会議員報償費返還請求訴訟               
  9 4 分析作業・方針討議:県立高校カラ出張 News 第35号 発行
    10 県税カラ雇用損害賠償請求訴訟    公判:口頭弁論   
    11 分析作業:                       
    13 豊橋の情報公開をすすめる会例会             
    17 県東京事務所カラ接待疑惑訴訟    公判:口頭弁論   
    オンブズマン・タイアップグループ 例会    News 第36号 発行  
    18 分析作業:県財政課                   
    19 上水道談合訴訟           公判:口頭弁論   
    来庁記録部分非公開取消請求訴訟   公判:口頭弁論   
    21 薬害オンブズパーソン・タイアップグループ設立準備会(出席要請)   
    22 市部会ヤミ手当損害賠償請求訴訟   公判:証人尋問   
    旅行命令簿等部分非公開取消請求訴訟 控訴審 公判:弁論 
    24 県監査事務局カラ出張疑惑訴訟    公判:口頭弁論   
    万博懇談会費部分非公開取消請求訴訟 公判:口頭弁論   
    25 分析作業:オンブズマンレポート1検討・高校教職員宿泊出張疑惑 
    26 競馬組合損害賠償請求訴訟 控訴審  公判:弁論再開   
    28 公開質問状回答:県財政課「疑惑のタクシーチケット」問題     
    29 下水道談合訴訟           公判:口頭弁論   
    30 県議員カラ出張損害賠償請求訴訟 控訴審 判決/逆転敗訴 
    検討会:県財政課への再質問状・「疑惑のタクシーチケット」問題  
  10 2 分析作業:オンブズマンレポート2検討・全国技術者協会講習会  
                   News 第37号 発行・発送 
    3 競馬組合不正支出損害賠償請求訴訟 控訴審 判決/逆転敗訴
    公開再質問状提出:県財政課「疑惑のタクシーチケット」問題    
    4 市民のための情報公開法セミナー(出席要請)       
    6 市行政委員ヤミボ−ナス損害賠償請求訴訟 公判:口頭弁論 
    9 競輪組合損害賠償請求訴訟 控訴審    公判:口頭弁論 
    分析作業:オンブズマンレポート検討・             
    14 来庁記録等部分非公開処分取消請求訴訟  結審      
97 10 15 最高裁へ上告:県議カラ出張事件・競馬組合不正支出事件  
    オンブズマン・タイアップグループ 例会    News 第38号 発行  
    23 分析作業:県立高校出張・建設技術講習会         
    24 名古屋港管理組合損害賠償請求訴訟 公判:口頭弁論    
    27 全国一斉情報公開請求:第2回情報公開度ランキングのために
    県財政課タクシーチケット非公開処分取消請求訴訟 提訴      
    30 分析作業:建設技術講習会                
    31 県会議員報償費不正支給損害賠償請求訴訟 公判:証人尋問 
  11 5 県監査事務局カラ出張疑惑訴訟      公判:口頭弁論 
    県東京事務所カラ接待疑惑訴訟      公判:口頭弁論 
    6 競輪組合損害賠償請求訴訟   控訴審  公判:口頭弁論 
    デザイン博10億円返還請求訴訟  控訴審 公判:口頭弁論 
    分析作業:          News 第39号 発行・発送 
  11 10 旅行命令簿等部分非公開取消請求訴訟 控訴審 公判:弁論 
    監査請求:県財政課96年度分タクシーチケット不正使用疑惑     
    13 分析作業:県財政課タクシーチケット不正使用疑惑事件対策     
    14 県税カラ雇用損害賠償賠償請求訴訟    公判:口頭弁論 
    上水道談合訴訟             公判:口頭弁論 
    19 監査請求:資料差替え 県財政課タクシーチケット不正使用疑惑   
    オンブズマン・タイアップグループ 例会    News 第40号発行   
    26 万博懇談会費非公開処分取消請求訴訟   公判:口頭弁論 
    下水道談合訴訟             公判:口頭弁論 
    27 分析作業:疑惑のタクシーチケット事件・再回答への対応策     
    28 県行政委員等ヤミボーナス損害賠償請求訴訟 公判:弁論  
    市部会ヤミ手当損害賠償請求訴訟     公判:証人尋問 
    来庁記録部分非公開取消請求訴訟 控訴審 判決/完全勝訴 
  12 1 県財政課「タクシーチケットは公文書だ」訴訟 第1回公判:口頭弁論
    申入れ:監査請求意見陳述の公開             
    4 分析作業:疑惑のタクシーチケット対応策・監査請求意見陳述打合せ 
       オンブズマンレポート No.1 高校出張問題   News第41号発行 
    6 全国市民オンブズマン連絡会議 拡大常任委員会      
    11 監査請求意見陳述:県財政課「疑惑のタクシーチケット事件」    
    分析作業:ランキング調査 書類整理作業           
97 12 12 名古屋港管理組合損害賠償請求訴訟 判決/勝訴      
    17 県会議員報償費不正支給訴訟    公判:証人尋問    
    18 分析作業:ランキング調査 書類整理作業           
    24 旅行命令簿部分非公開処分取消請求訴訟 控訴審 公判:弁論
    25 オンブズマン・タイアップグループ 望年会             
    26 県課長へのアンケート発送                
98 1 8 分析作業:ランキング調査 書類整理作業 News 第42号発行  
    10 情報公開度ランキング検討委員会(全国連絡会)      
    12 情報公開度ランキング採点作業 毎晩一応20日まで     
    14 県東京事務所カラ接待疑惑訴訟 公判:口頭弁論      
    県監査事務局カラ出張疑惑訴訟 公判:口頭弁論      
    16 監査結果報告:疑惑のタクシーチケット事件  却下        
    20 デ博10億円返還請求訴訟 控訴審 公判:口頭弁論     
    21 オンブズマン・タイアップグループ 例会              
    26 県行政委員等ヤミボーナス損害賠償請求訴訟 公判:弁論  
    情報公開法原案への意見書発表              
    28 「タクシーチケットは公文書だ」訴訟 公判:口頭弁論       
    29 競輪組合損害賠償請求訴訟 控訴審 判決         
    29 ランキング採点:県内ランキングプロジェクト       
  2 2 オンブズマン臨時会                   
    4 万博懇談会費非公開処分取消請求訴訟   公判:口頭弁論 
    5 分析作業:            News 第43号発行   
    6 上水道談合訴訟             公判:口頭弁論 
    下水道談合訴訟             公判:口頭弁論 
    市部会ヤミ手当損害賠償請求訴訟     公判:口頭弁論 
    12 分析作業:                       
    16 旅行命令簿部分非公開取消訴訟      公判:口頭弁論 
    18 オンブズマン・タイアップグループ 例会    News 第44号発行   
    20 県会議員報償費不正支給返還請求訴訟   公判:口頭弁論 
    21 ランキング発表準備打ち合せ会              
    22 第2回全国情報公開度ランキング発表 記者会見      
    26 討議作業:県内ランキング作業・愛知の情報公開を進める運動
98 3 4 県東京事務所カラ接待疑惑訴訟      公判:口頭弁論 
    県監査事務局カラ出張損害賠償請求訴訟  公判:口頭弁論 
    市行政委員ヤミボーナス返還請求訴訟   公判:口頭弁論 
    5 討議作業:県内情報ランキング              
    6 県「タクシーチケットは公文書だ」訴訟      公判:口頭弁論 
    11 県知事へ申入れ:情報公開ランキング結果について     
    12 討議作業:県内情報ランキング     News 第45号発行 
    17 デ博10億円返還請求訴訟 控訴審     公判:口頭弁論 
    18 オンブズマン・タイアップグループ 例会    News 第46号発行   
    19 作業:県内情報ランキング                
    20 県税カラ雇用損害賠償訴訟        公判:口頭弁論 
    22 情報公開法フォーラム(情報公開法制定中部ネット主催)  
    26 作業:県内情報ランキング                
    27 県会議員報償費不正支給返還請求訴訟   判決/勝訴   
    28 県内情報公開ランキング発表(豊橋で)          
  4 3 作業:              News 第47号発行   
    6 名古屋港管理組合霜害賠償請求訴訟 控訴審 公判:口頭弁論
    10 作業:                         
    15 万博懇談会費非公開取消請求訴訟      公判:口頭弁論
    17 オンブズマン・タイアップグループ 例会    News 第48号発行   
    20 旅行命令簿部分非公開取消請求訴訟 控訴審公判:口頭弁論 
    24 上水道談合訴訟             公判:口頭弁論 
    下水道談合訴訟             公判:口頭弁論 
    市部会ヤミ手当損害賠償請求訴訟     公判:証人尋問 
    全国一斉議会情報公開請求                
    27 市ヤミボーナス損害賠償請求訴訟     公判:口頭弁論 
  5 1 検討会:全国建設技術者協会の件   News 第49号発行  
    8 作業:全国建築技術者協会講習会             
    9 豊橋の情報公開をすすめる会結成1周年記念集会      
    11 県東京事務所カラ接待疑惑訴訟      公判:口頭弁論 
    県監査事務局カラ出張疑惑訴訟      公判:口頭弁論 
    13 質問状発送:全建問題について本庁および各土木事務所あて 
    14 デザイン博10億円返還請求訴訟 控訴審  公判:口頭弁論 
98 5 15 オンブズマン・タイアップグループ 例会    News 第50号発行   
    18 万博懇談会費非公開取消請求訴訟     進行協議    
    20 県税カラ雇用損害賠償請求訴訟       公判:口頭弁論 
    県「タクシーチケットは公文書だ」訴訟 12:00まで 公判:証人尋問 
    21 検討会:情報公開審査会への意見陳述について       
    22 訪問調査:全国建築技術者協会講習会の件         
    意見陳述:情報公開審査会・部分非公開異議申立      
    討議・作業:全建技術者協会講習会・各市町への再質問状  
    25 市行政委員ヤミボーナス損害賠償請求訴訟 公判:口頭弁論 
    27 名古屋港管理組合損害賠償請求訴訟 控訴審 判決/逆転敗訴
    29 作業・討議:県下14市町への質問状への回答まとめ     
  6 1 市部会ヤミ手当損害賠償訴訟       公判:口頭弁論 
    上水道談合訴訟             公判:口頭弁論 
    再質問状発送:県下14市町へ,情報公開について     
    4 訪問調査:全国建築技術者協会講習会の件         
    5 作業:全建              News 第51号発行 
    作業:全建                       
    17 訪問調査:全国建築技術者協会講習会の件         
    19 オンブズマン・タイアップグループ 例会              
    23 News 第52号発行                    
    26 作業:全建・14市町質問状回答まとめ           
    29 県「タクシ-チケットは公文書だ」二次訴訟 提訴 記者会見    
    30 作業:全建・14市町質問状回答まとめ           
  7 2 訪問調査:県土木部管理課/全建             
    3 県税カラ雇用損害賠償請求訴訟     公判:口頭弁論  
    6 市部会ヤミ手当損害賠償請求訴訟 公判:口頭弁論・結審  
    7 作業:全建・14市町質問状回答まとめ           
    8 県東京事務所カラ接待疑惑訴訟     公判:口頭弁論  
    県監査事務局カラ出張疑惑訴訟     公判:口頭弁論  
    10 上水道談合訴訟            公判:口頭弁論  
    下水道談合訴訟            公判:口頭弁論  
    11 オンブズマン・タイアップグループ 総会・懇親会          











【資料3】名古屋市民オンブズマン・タイアップグループ会則

1,会員ならびに加入資格
 (1)本会は,名古屋市民オンブズマンの活動の趣旨に賛同し,支援する意志のある人によって構成する。
 (2)本会への入会には,名古屋市民オンブズマンのメンバーの紹介を必要とする。
2,活動内容
 (1)情報公開請求などによる行政の監視活動。
 (2)情報公開の推進ならびに市民への情報提供に関する活動。
 (3)名古屋市民オンブズマンの活動の支援活動。
3,総会
 年1回,6月に開催する。
4,役員
 幹事若干名を置く。
5,例会・幹事会
 (1)例会を月1回開催する。
 (2)必要に応じて幹事会を開催する。
6,事務局
 当分の間,名古屋市民オンブズマンの事務局に置く。
7,会計
 (1)本会は,年会費および任意の協賛金で,運営する。
 (2)会費は,年一口5,000円,一口以上とする。但し,協賛金については,随時受付ける。
 (3)会計年度は毎年7月から翌年6月までとする。
 (4)年会費のうち,50%については名古屋市民オンブズマンへの拠出金とする。協賛金からの特別拠出金については,必要に応じて幹事会において決定のうえ支出する。
 (5)上記の拠出金,特別拠出金の会計処理内容については,総会の際に報告をうける。


戻る