07/7/7 タイアップ+オンブズマン 合同総会

07/7/7に名古屋市民オンブズマンと同タイアップグループの合同総会が 開かれ、1年間の決算報告・活動報告がなされて無事終了しました。
名古屋市民オンブズマン 代表の倉橋克美税理士は、挨拶の中で 「オンブズマンの活動の結果、談合などが減少し税金が以前より使われなくなった。  その余った税金で何ができるかを、オンブズマンとして提言してはどうか」との 提言がありました。

続いて、名古屋市民オンブズマン 事務局長の滝田誠一弁護士から、 「タイアップ会員の減少に伴い、会費が昨年より27万円も減少したにもかかわらず、  費用はアンケートなど調査費の増加で昨年より12万円増え、年間24万円  近い赤字が出ている」現状が報告されました。
このままではあと数年でタイアップグループの基金が底をつく計算です。

その後、事務局の内田隆氏から、この1年間の活動経過の各論が報告されました。
裁判は2勝2敗で、裁判が継続しているのは2件です。
 勝訴 ・自民党名古屋市議団政務調査費返還住民訴訟(共通経費分)-高裁係属中
     ・万博食糧費情報公開訴訟 差し戻し最高裁勝訴確定
 敗訴 ・愛知県議政務調査費返還住民訴訟 最高裁敗訴確定
     ・名古屋デザイン博住民訴訟 差し戻し最高裁敗訴確定
 新件 ・自民党名古屋市議団政務調査費返還住民訴訟(個人経費分)-地裁係属中

新海聡弁護士から、この1年の活動の総括として、政務調査費の活動をがんばったことを あげたいという発言がありました。 裁判で勝っただけでなく、アンケートをしつこく行って統一地方選挙の争点にして 立候補者複数が落選した、選挙後も領収書を開示する会派を実際に訪れて 調査するという、地道な活動が近年ようやく実を結びつつあるとの認識を改めて行いました。

ただ、最近は議員の不透明・不祥事ばかり追及する傾向が強く、 愛知県や名古屋市への追及がおろそかになってはいないかとの問題提起がありました。 タイアップグループのメンバーとしては、原点に戻り、現場に行って情報公開請求を メンバーそれぞれが行っていくことを再確認しました。